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久しぶりの詩 五篇 2021年8月
この気持ちを、わかってもらえないことを恐れているから。 永久凍土の長剣は、自分に突き刺さるしかなかった。
2021.08.26 22:11:33 - コメント
詩六篇 2019年10月,11月







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眼を 耳すら閉ざしても 部屋にたゆたう無色のイコン
柔和なひびきの忘れ形見 麝香 そのかおりのなかに わたしはいない

秋に色におちた午后
口唇のかわき 睾丸のうずき

快晴に 煙焔の恋しきか
かおを匿したくなるくらいに 氷のように透徹した あおぞらのきびしさをしっているか

さらば 南半球の春よ

きみをわすれたころに わすれられぬ香を焚こう
2019.12.01 03:59:20 - コメント
詩五篇 2019年9月


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晩 銀白にかぶさり 秋分
風鑼 そのひびきを雲夜にひそめ
まもなく 野分の撥は下ろされん

浄夜をこれまでいくつ聴いてきたのだろうか
ブーレーズが模範か いや バレンボイムのほうがよい
箱にかくれたストリングスのほこりをはらうように
いつかをおもいだす・・・しかし原石の美はけがれない
夏の午後への耽読

屋根瓦のうえに 夜はおりる
星の欠片に 足を滑らせる
瓦のした 土漆喰が初めて浄められた夜を知ったとき
わたしは地上の子でしたと 梁の甍にいう
鬼の情けとはなんだ おなじ土にいながら
業火の洗礼を浴びたか否か
さよう わたしだけが 素のままだ

弓の弧がなだめ
アルノルト・シェーンベルクは昼の窓をとざした
ふりむいて 刮目せよ と...
2019.10.07 00:14:04 - コメント
詩六篇 2019年8月

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白樺の森がきちんと立つ
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2019.08.25 20:13:47 - コメント