上野悠河 個展 「そこに太陽ある限り、わたしの最後の青い時間」開催

この度は、地元千葉県では初の個展「そこに太陽ある限り、わたしの最後の青い時間」を開催させていただくことになりました。

昨今の状況下、時間的・空間的「かかわり」について考えざるを得ないなか、思考や認識の価値観はつねに揺れ動くものとして、特別な状況下の自然な振る舞いであるとして感じられるようになりました。

「彼我のかかわりの割り切れなさ」、そこに私は美術と音(楽)の関係を代入させ、示唆させるための作品をつくり発表します。

今回は、「かかわり」の諸元である自己、まもなく青年期の終る自分自身の感覚を相対化させるための「計測」と「表現」をおこないます。

フライヤー掲載作品『時に、糺そうとする』をはじめ、明滅する蛍光灯とAMラジオをあわせたサウンド・インスタレーション『シェヘラザードの千二夜目』の新バリエーションほか、新作の平面作品などを出展します。

また、自らの生まれ育ち住む環境・土地の、連なりながら自然に隠された史跡に過去の幻を記録すべく、オルタナティヴ・プロセスの写真とデジタル写真の特殊技法を組み合わせた新作インスタレーション等も発表します。