船橋市民ギャラリー・クリティークシリーズ vol.1上野悠河/関口恵美
7月末から8月にかけて、船橋市民ギャラリーにて展示をさせていただくことになりました。
地元千葉県での開催であり、初の推薦・企画展です。
同じく千葉県で活動されている関口恵美さん(木彫)の作品と上野の作品との、対比的な2つの個展が船橋市民ギャラリーにて向かい合います。
イベントやワークショップもございます。
新型コロナウイルスは改めて猛威をふるう時節となりましたが、お時間ある方やお近くの方、ぜひともお立ち寄りください。
クリティークシリーズ vol.1
上野悠河/関口恵美
会期:
2022年 7月26日(火)~8月7日(日) 会期中無休
10:00~17:00
会場:
船橋市民ギャラリー
〒273-0005 千葉県船橋市本町2-1-1 スクエア21ビル3階
(JR・東武船橋駅から徒歩約7分/京成船橋駅から徒歩約5分)
TEL: 047-420-2111
本展推薦者: 山本雅美氏(船橋市民ギャラリーアドバイザー・茂木本家美術館学芸員)
主催: 公益財団法人船橋市文化・スポーツ公社
後援: 船橋市/船橋市教育委員会
入場無料
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このたび船橋市民ギャラリーでは、地域ゆかりのアーティストを支援するために「クリティークシリーズ」展をスタートしました。これは現代美術に精通する評論家やキュレーターにより選抜された、千葉県や船橋市出身、在住、在学、在勤など地域に関わりのある40歳以下の現代美術作家による個展形式の展覧会です。
第1回となる本展覧会では上野悠河(習志野市出身、1997-)と関口恵美(柏市出身、1988-)を取り上げます。上野は音や電波、人々の記憶など見えないものを造形化するために、楽器や蛍光灯、ラジオ、映像、写真などを使いインスタレーションとして表現しています。また、関口は等身大の子供の姿や果物、靴など身近なものを楠の丸太を素材に木彫で製作しています。それぞれ市民ギャラリーの空間に合わせた展示構成で、新作を中心とした展覧会になります。
会期中にはアーティストトークやワークショップなど、アーティストによる多彩なプログラムを実施。本展覧会は新進気鋭のアーティストの表現を鑑賞し交流する機会になります。
みずみずしい感性による現代アートをお楽しみください。
【出品作家プロフィール】
上野悠河
1997年千葉県生まれ、習志野市在住。
2019年和光大学表現学部芸術学科中途退学。現代美術家として2016年より活動するほか、ミュージシャン「Mus’c」名義での音楽作品の制作・発表とを交差的に行なっている。近年の主な展示に、「SICF23」(SPIRAL, 東京, 2022)、「そこに太陽ある限り、わたしの最後の青い時間」(千葉市民ギャラリー・いなげ, 千葉, 2021)、中央線芸術祭2021 スペースシェアリングプログラム「ともにある場所」(KOGANEI ART SPOT シャトー 2F, 東京, 2021)、「時に、糺そうとする」(ギャラリイK, 東京, 2021)などがある。2012年JSECC日本学校合奏コンクール全国大会出場・金賞受賞(ソロ・マリンバ)、2013年習志野市教育功労者顕彰および表彰。島村楽器主催「録れコン2021」アレンジ賞、「録れコン2022」グランプリ・インストルメンタル部門優秀賞、「SICF23」大巻伸嗣賞を受賞。
関口恵美
1988年千葉県生まれ、柏市在住。
2007年千葉県立松戸高等学校 芸術科 卒業、2011年東北芸術工科大学 芸術学部 彫刻コース 卒業、2013年東北芸術工科大学大学院 修士課程 芸術文化専攻 彫刻領域 修了。等身大の子供の姿や果物、靴など身近なものを楠の丸太を素材に木彫で製作。主な個展に2021年「関口恵美 個展 -楽園の行方-」(MDP GALLERY、東京)、グループ展に2020年「第5回 広域合同美術展 Propel」(オーエンス八千代市民ギャラリー)、2019年4月からふなばしアンデルセン公園子ども美術館にて常設展示(「木彫のせかい」展)
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【アーティストトーク】
講師:上野悠河、関口恵美、山本雅美(本展推薦者、船橋市民ギャラリーアドバイザー、茂木本家美術館学芸員)
日時:8月7日(日)14時~15時半
対象・人数:どなたでも 30名
参加費:無料
*すべての関連イベントは要事前申し込み(先着順)、船橋市民ギャラリーにお電話でお申し込み下さい。
*新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催を中止することがあります。
問い合わせ・申し込み: 船橋市民ギャラリー
TEL 047-420-2111
https://www.f-bunspo.or.jp/gallery/