時に、糺そうとする

2021.04.19 22:21:33 コメント By Yuga Soma-Uéno

Solo Exhibition “at times, try to inquire into times”

2021年5月、個展を開催いたします。


Solo Exhibition “at times, try to inquire into times”

上野 悠河 個展 「時に、糺そうとする」

2021. 5. 17. (Mon) 〜 5. 22. (Sat.)
11:30〜18:30 last day(5/22) closing 17:00

Gallery K ギャラリイK

〒104-0031
KYOBASHI POINT BLD., 3-9-7KYOBASHI, CHUO-KU, TOKYO 104-0031, JAPAN
東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F

TEL/FAX 03-3563-4578
e-mail : galleryk@nifty.com

a. 音楽作品と美術作品に並行して関わると、両者の振る舞いが「美」を理由にソリッドな関係を保持しているように思えてくる。時間と空間が共存するという錯覚は、その上では美意識のユートピア景に過ぎない。

b. ひとは横軸のいびつな流れを量子的時間と定義し、不可逆かつ不条理に懐妊する現実、(悪言にしてみれば)跛行する本質的時間にたいして、さながら太陽を直視しないようにヴェールをきせて精神的生を保存しようとしている。

c. 認識される時間に隠されたその『嘔吐』的存在をみつけるために、元素合成の如くあらゆるインスタントの時間を空間内で衝突させること。神をして「時に/時を糺そうとする」ひとのオブセッショナルな時間認識を空間に入れ子状にして、構造を俯瞰すること。

d. 時間と空間を区画してきた表現史に基づきながら、<音/時間>、<オブジェクト/空間>とを対等に扱う。それぞれの領域の対峙を見出せるように。

■ 常時、十分な換気を行います。
■ ご来廊の際には、必ずマスク着用をお願いいたします。
■ 長時間のご滞在、会話はなるべく控えていただくようお願いいたします。
■ 画廊内が混雑しました場合は、入場制限をすることがあります。

Yuga Soma-Uéno