島村楽器主催「録れコン2021」にて、グランプリ・インストルメンタル部門優秀賞を受賞しました
上野悠河のミュージシャン名義、Mus'c(ムスク)の音楽作品『Karst』が、「録れコン2022」グランプリ・インストルメンタル部門優秀賞を受賞しました。
今後、レコーディングスタジオでプロエンジニアと作品のリプロダクション(ミックス・録音)を受け、リプロダクション版『Karst』がリリースされる予定です。
・・・
録れコン
楽曲、録音、演奏、アレンジ、オリジナリティなどのクオリティを競う録音作品のコンテスト。
国内では最大級の音楽公募で、賞のほか全ての提出作品に対して、音楽に携わるプロのプレイヤー・コンポーザー・アレンジャーが評価し、プロの視点から適切なアドバイスコメントが贈られる。
受賞者には賞品・賞状の贈呈とホームページの掲載、全国の島村楽器でBGMとして紹介され、グランプリ受賞者には『リプロダクション(リミックス・録音)』権も与えられる。
・・・
作品名である『Karst』とは、石灰岩台地ともいわれる「カルスト地形」のことであり、スロベニアのクラス地方、中国の桂林、日本だと山口県の秋吉台が有名かと思います。
四季によって色の変わる平原、浮かぶような石灰岩の白、地下にできる鍾乳洞を印象として、楽曲の各楽器と奏法、コード・ワークを描き出しました。いわゆる、描写音楽です。
編成は、【①平均律と微分音調律のコードトリガー付きエレピ/ピアノ、②ピッコロ(フルート持ち替え)、③フルート、④シロフォン/グロッケン、⑤エレクトリックベース、⑥ドラムス、⑦パーカッション1(トムトム、タンバリン)、⑧パーカッション2(ティンバレス/カウベル/アンビル)、⑨パーカッション3(トライアングル/クラベス)、⑩パーカッション4(吊りシンバル/合わせシンバル/カバサ/タンバリン)】の、打楽器を多用した全打ち込みの現代アヴァン・ジャズ十重奏。